blomst’s blog

しりとりブログです。

海は広い。当たり前だけど真っ先に思い浮かぶのは広い、でかいといった漠然なものだ。
深い深い海の底には綺麗な魚、貝が潜んでいる。
さらに奥深くへ行くと奇妙だがどこか愛嬌のある深海魚たちが悠々と暮らしている。

我々を見ると「おっ、やばい!」ではなく「あれ、誰か来た。どうぞごゆっくり。」とマイペースに歓迎されそう。

マイペースな深海魚いいなぁ、なにも考えず、ふやふやと揺蕩って、飽きたら寝る、腹が減ったらなにか食べる。
疲れたら寝る、やなことあっても「まあいいか」「そんな日もあるさ」って互いに軽く励まし合って笑って元通り日常を過ごす。
彼らは嫉妬や妬みといった感情がない。という勝手な想像をしている。

そういえば、海の底といえば、浦島太郎の竜宮城は深海何メートルだろう。
乙姫様も、ヒトの姿をしているけど正体は何だろう。ヒトなのかフジモト(崖の上のポニョのお父さん)みたいに元人間なのか。
それとも魚なのか。魚だとしたらヒトの姿に化けることができる水の世界に暮らす妖怪といった類いなのかもしれない。

ジュールヴェルヌの海底二万里の世界もワクワクする。

海の底にある世界もまた一種の宇宙みたいだなぁ。
これから日本や世界の技術が発展して、ノーチラス号のような潜水艦が発明されたら乗りたい。乗って船長気取りになって、窓越しに魅惑的な水の世界を覗きたい。
我が身に起こる何もかもを無視して縛りから解放されて、とにかく無邪気になれたらどれだけ幸せだろう。